インドネシアと言ったらスマトラ式マンデリンG1が代表。
昔ながらヘビーなブラックコーヒーを楽しむのが贅沢な感じもありましたが、今回のおすすめはクリアでしっかり甘味が感じられる今まで馴染んだマンデリンとちょっと違いフレッシュ感があり夏にぴったり…と言ったコーヒー豆でした。
店内で販売棚から焙煎済みのコーヒー豆を買うことも出来ますが、必要な量をお好みの焙煎に10分でフルオート焙煎して帰ることも出来ます。
ホットでもアイスでも美味しいコーヒーです。
是非お試し下さい。
原産国インドネシア
品種ブルボン、ティムティム、アテンスーパー
精製法スマトラ式
生産者イワン
産地北スマトラガヨ地区
標高1200m~1650m
「伝統と革新が生む至高の一杯 ー インドネシア・プトラ・ガヨ農園の挑戦」
北スマトラガヨ地区の高地に位置する「プトラ・ガヨ」農園は、インドネシアの豊かな自然環境と、理想的な気候条件(標高1200~1650m、年間降水量約2000mm、昼20~25℃、夜16~17℃)のもと、こだわりのコーヒー生産を実現しています。2.5ヘクタールの広大な農園で、イワン氏は2006年の大学卒業後、コーヒー業界での経験を経て2013年から自身のコーヒービジネスを開始。幼少期からコーヒーに親しんだ背景を活かし、ブルボン、ティムティム、アテンスーパーといった多様な品種を栽培することで、先祖代々受け継がれた伝統と文化を大切にしながら、より複雑でユニークな味わいを追求しています。
プトラ・ガヨでは、セミウォッシュド、ウォッシュド、ナチュラル、ハニーといった多彩な精製方法を駆使し、最新の選別機とフルハンドピックによる丁寧な選別プロセスを取り入れることで、品質の高いグリーンビーンズの生産に注力。特にセミウォッシュドの工程では、収穫したコーヒーチェリーを当日中に処理し、過発酵を防止するとともに、乾燥前に豆を3~4回洗浄する工夫で、常に清潔な状態を保っています。さらに、農家から受け取るコーヒーチェリーの品質チェックを徹底し、正確な精製手順の維持に努めています。
また、プトラ・ガヨ農園では、イワン氏が普段取引している4人の信頼ある農家と協力しながら、持続可能な生産体制を築いています。現状では約2トンの収穫を実現していますが、今後は農園の拡張を進め、最適な土地の確保により生産量の増加を目指すとともに、正しい精製方法に基づいた輸出基準をクリアする高品質なコーヒーの提供を計画しています。
イワン氏は、これまでの経験と技術を生かし、日本との協力関係をさらに深め、コーヒーを通じた持続可能な農業の発展と、地域の生活向上に貢献することを強く願っています。伝統と革新が融合したプトラ・ガヨのコーヒーが、皆様の一杯に新たな感動と豊かな味わいをお届けします。
彼はト-マス君。先日当店にも寄って行ってくれました。
