エチオピア アラカ農園ナチュラル
熟したベリー、はちみつ、もはや新しい飲み物と言いたくなるコーヒーです。濃厚なベリーの風味、なめらかな口当たり。香ばしい焼き菓子のような後味が印象的です。
原産国 | エチオピア |
生産地 | iハンベラ地区 |
生産者 | アラカ農園 METAD社 |
品種 | エチオピア系統品種 |
標高 | 2,100m付近 |
精製方法 | ナチュラル グレードG1 |
認証 |
これまでエチオピアには、農園名までトレースできるコーヒーは存在しませんでした。ECXという機関を通して輸出されていたので、透明性の確保が難しかったのです。2017年にルールが変更され、生産者から直接購入することができるようになりました。今後、アラカ農園のように、トレーサビリティがあるエチオピアのコーヒーが増えていくことでしょう。コーヒーチェリーの果肉を付けたまま乾燥させるナチュラルという精製方法が、この独特の味わいを生み出します。有機JASオーガニック認定の生豆です。
このコーヒーの物語は一人の女性から始まります。ハンベラ・エステイトをマネジメントするMETAD社は、三世代にわたる家族経営の企業です。第二次世界大戦後、当時のエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ(Haile Selassie)は、アフリカ初の女性パイロット、ムルメベット・エミール(Muluemebet Emiru)に、褒章として、グジ地区とシダモ地区の土地を与えました。彼女は夫と協力し、三世代にわたって、広大なコーヒー農園を築き上げました。
METAD社の労働力の70%は女性であり、400人の生徒を抱える小学校のスポンサーでもあります。コーヒー栽培コミュニティ内で、女性のための子宮頸がん検診プログラムを成功させるために「Grounds for Health」と提携しました。
同じコーヒー豆でも、焙煎度合いで香味が変わります!以下の表をご参照ください。